最近、またぼちぼち本読んでます。
グラハム・ハンコックの本を何冊か・・・。
基本的に私は「進化論支持しない」派。もっというと、「人類の進化遺伝子操作説」を支持しています。
具体的には、ギザのクフ王のピラミッドはエジプト文明の時代に奴隷たちが作ったものだと思っていませんし、王家の墓として作られたものだとも思っていません。大仙古墳然り。
子どもの時からずっとそう思ってきたのと、2年前にはやし浩先生のyoutubeを見てから
こういったことが確信に変わりました。同時にはゼカリア・シッチンの本も何冊か読み、
神々の系譜みたいなものも知りました。
ずっと読む機会のなかったグラハム・ハンコックの本はまさに同じ系統の本です。
彼も著者の中でゼカリア・シッチンに影響を受けていると書いています。
要約すると、古代文明時代のシャーマンといわれる人がトランス状態になった時にみた映像というのと、現代の人間が精神に作用するDMTというドラッグを使った時に見る映像を何例も挙げて、精査し、基本的に似ているようだ!それはなぜか!ということに迫る内容です。こういった切り口と考察には、とても衝撃を受けました。
ラスコー洞窟などの壁画などに描かれているものは、単なる当時のシャーマンがみたものなのか?全くの想像の産物なのか?という疑問から始まります。
ここにもう一つ加わるのが、1950年代頃から報告されているUFOによって拉致されたという人々の証言です。これが先の2つに共通する内容が多いということです。
トランス状態のことを「変性意識下」と著者は表現していますが、時代を越えて、場所を越えて、同じようなものを見るのはなぜか?驚くべきことは、著者自ら現代の部族を訪問し、そこでトランス状態になる薬草を調合してもらい、自分で体験してみるということをたびたび行っている点です。
実は人間には普通の意識の状態では感知しえない次元があって、薬などによって「変性意識下」に置かれたときのみ、感じられるのではないかという推論です。
中には薬の力を借りなくても、人類の中には「変性意識下」になれる人もいるらしいのです。
「変性意識下」になった時にしか見えない遺伝子が組み込まれているのではないかという推論も立てています。
シャーマン達や昔の伝説として人々が「精霊」といっていたものの存在~壁画に見られる幾何学模様まで、UFO拉致経験者の体験した内容とDMTで体験した内容の類似性をこれでもかと挙げてくれます。UFO拉致経験者には、人間と向こうの世界の混血を作るために何かされたとかいう話もかなりあって、体験談をたくさん載せて、問いかけるような感じです。
「変性意識下」でみる世界は、なんなのか?普通の五感では感じられない世界(次元)が実は私たちのすぐ隣にあるのではないか?というところが一番衝撃的でした。
もし、別次元というものがあるとしても、向こうの世界の者たちはこちらの世界の人々が変性意識下になるというのをどうやって知るのか?変性意識下の人の意識にどうやって入り込むのかという問題提起もしていますが、その答えは出ていません。
とにかく、これまでの常識を覆すような問題と探究を必読の価値ありだと私は思いました。