今日は自治会で市のゴミ処理施設見学へ行ってきました。
資源分別処理施設→ゴミ焼却場→最終処分場(埋め立地)の順に回りました。
市のバスが送迎してくれ、環境課の人が一緒に回ってくれます。
見学も抽選だそうで、なかなか当たらないらしいです。
最初の
資源分別処理施設はジャスコの裏にあります。
中はかなり原始的にベルトコンベアで流れてくる缶ビンを人が振り分けます。スチール缶は磁石で自動的に吸い付けて分別します。
非常に劣悪な環境での作業でした。
何気なく出している缶ビンですが、この作業を見学して、ある意味ショックでした。まず作業場はプレハブで汚く、かなり臭います。缶ビンに残っているものから、臭いが出るそうです。必ず缶ビンは洗って出すようにしようと心に誓いました。
作業の方はゴム手袋を二重にして、一年中長袖にエプロンにしないと破片でケガをされるそうです。非常に頭が下がる作業です。
缶を出す時は決してつぶさないこと!!!と今日知りました。
圧縮時に均一に圧縮できないからだそうです。ただし、ペットボトルはつぶして出します。
平成24年度に新しい資源分別処理施設ができるそうです。また、缶ビンも完全に分別収集になり、この劣悪な環境での作業も変わるようです。
来年から缶ビンはコンテナ収集になりますね。缶ビン収集時のビニール袋の焼却で年30万キロの二酸化炭素を排出するそうです。
次は
焼却場。
内部にものすごい深さのゴミ溜め場があります。深さ30メートルだそうです。灰の量はゴミの量の10%になるそうですが、千葉などの最新の溶鉱炉だとほとんど灰は出ないとのこと。
建設当時は、最新式だったらしいが、もう15年も経ってしまったので、かなり古いようだ。
我が市の焼却場の維持管理費は年間六億円!
写真は最後の見学地の
最終処分場です。約五千坪の処分場はあと15年間は持つらしい。これは2つ目。森をつぶして作った。
満杯になったら土をかぶせて、上にまた木を植えるらしい。ひとつ目の処分場はテニスコートになっています。今日は短い時間でしたが、
非常に勉強になりました。
機会があれば、ぜひどなたも行ってみてください。