ヨハネの黙示録については、以前に関連本を1冊読んだが、意味不明で終わった。
黙示録を予言書として、歴史的な出来事にあてはめる手法は私はあまり好きではない。
というか、あまり興味がなくなった。
子供のときに、ノストラダムスの大予言という本を読んだときは、おもしろいと思ったのだが、今はこじつけのような気がする。
ノストラダムスの大予言もヨハネの黙示録も言いたいことは、予言(未来のことをいいあてる)ことではなく、預言(神から預かって、人々に伝えることば)ではないかと思う。
昨日
、図書館で偶然みつけたの「7つの封印」は、まさに自分のイメージした預言というものにぴったりの本だった。
まず、この作者の認識、最初に掲げた基本原理に私は非常に共感した。
「人間の本質は霊であり、霊とは本来姿かたちなきエネルギーであり、永遠の命である」とか「大宇宙の真の姿はエネルギーと物質が輪廻転生する・・」とか・・そういうことである。
シャーリー・マクレーン等のいわゆるニューエイジの考え方で、この黙示録を解釈しているので、非常に私は納得した。
ただ、やはり過去の出来事や近未来の出来事に黙示録の預言をあてはめているので、そういうところはほとんど読み飛ばしました。あまり当たってない気がしました。
用語などは、もちろんキリスト教的ではありけれども、簡単な言葉でいうと、「人間やこの宇宙は神が作ったものであり、本質は霊である、永遠の命をもち、輪廻転生を繰り返しながら、その魂が神に少しづつ近づき、進化していくものである。」
黙示録が使途ヨハネの書いたものであるかは、実際不明だが、書いた人は、霊的な体験を通して、こういうことを悟ったのだと思う。確かにこのときに、時間を越えて、過去・現在・未来のビジョンもみたのかもしれない。
シャーリー・マクレーンの体験にも、過去のビジョンを何回も見たとある。
この本の中にも書かれているが、イエスや釈迦やヨハネは、いわゆる指導霊的な立場の人ではないかということである。
私としては、こういった人たちは、霊的な能力が高く、宇宙の真理に気づいた人たちだという点では、間違いないと思う。極論ではあるが、やっと最近、般若心経や聖書はそのことを書いてあるものだと思うに至った。
そして、この本のあとがきに「人類の未来は、人類の集合体としての心の波動の状態にかかっている」というようなことが書いてあったが、とても理解できた。
別の本には、こうあった。「『この宇宙や人間は神が作った・・・』のように、神ということばは宗教をイメージさせるので、
宇宙プログラム・宇宙意識などと呼んでいます。」確かに、私もそういう方がよりぴったりします。