ハワイの語学学校で、ほぼ日本人と同じくらいの割合でいたのが、以前にも書いた韓国人。
韓国というのは、全国的に経済面で、日本と同じくらい強くなったのか、私は知りませんが、どこの国にも韓国人留学生は多いらしいので、その経済力には驚きますね。
私がクラスで一緒だった韓国人はほとんどが大学生。中には卒業して働いている人、そして、子供をハワイに留学させているおかあさんと言う方もいました。出身もソウルだけじゃなかった。
そうそう、私も少しは韓国語できる?し、韓国ドラマ好きだし、かれらと話題を見つけるのには、困らなかったですよ。
男女ともペ・ヨンジュンのことは、「ヨン様!」と言って笑っていました。
日本でヨン様と呼ばれていることが逆輸入されたのかな。そして、必ず”He is very rich!"と言うのです。
普通芸能人って、お金持ちだと思うけど、きっとケタはずれにお金持ちなんだろうね。
最初の週に、数人のイタリア人が途中から入ってきた。
自己紹介の途中だったのだが、ソヤンと言う子が、I’m from KOREA.といった。
すると、イタリアンの男の子が”korea? north or south ? north korea?”と聞いた。
日本人もしくは、韓国人であれば、普通の状況でnorth koreaの人はいないとわかるのだが、ヨーロッパの人たちはそこまで知らないんだろうね。
すると、自己紹介をしたソヤンは” north korea?!!”と驚いたあと、「この顔が north koreanに見えるのか!と言い放ったのです。”(英語でなんと言ったか、忘れました)
教室はそのとき、ちょうどざわざわしていたのですが、私はこの光景ををみて、一人で爆笑してしまった。
南北朝鮮の壁は、まだまだ相当厚いのでは?と彼女の言動をみて、私は実感しました。それと、1週だけ同じクラスだった、名古屋セレブののJ子さんも偶然パクヨンハファンだった。
二人で聞いてみると、パクヨンハは、歌手ではなく、俳優だよ!とクリスに言われた。
”へーっ、でも、彼は、オールインの主題歌も歌っているし、曲もたくさん出しているよ!”と私たちは教えてあげました。
あとキムチは辛いからきらい!と言う韓国の子もいました。あんな辛いもの、食べられない!と言ってた。
本場の辛そうだよね。日本の学校給食に、ビビンバや、トックのスープやキムチ鍋がでることも伝えたけど、通じたかな。
それと、同じクラスだった、2人の韓国の女の子たちは、英語が間違っていると思うと、すぐ指摘してきた。
日本人は、あまりやらないだろー。
でもさ、私もぼっとしていて、先生の言ったことがわからないことが結構あったけど、一応添削の先生やってるじゃない。韓国の子に指摘されても、自分の答えに自信があるときは、譲りませんでしたよ。
それと、韓国の人たちは、みんな歯がきれいだった。ホワイトニングしてるんだろうね。真っ白でした。
肌もきれいだった。
でも、
一番肌がきれいだったのは、ドイツ人だった。オリンピックで見るくらいしか近くで顔を見ることはないけど、白人よりもやや褐色というか、髪の色と反射し合って、肌が金色に光ってみえた。韓国人の肌のきれいさとは、また違って、蝋人形のように、無機質的ななめらかさ。はぁ、うらやましい。
今回、とりあえず、「二人の子供がいる」ということは、自己紹介でいったのだが、年齢は一切言わなかった。
30代だろうなくらいな認識はあるだろうけど、なんていうのか、
年齢とか国籍に関係なく、「なんとなく自分と合う」という人はいるもんだと思った。きっと、年を言ってしまうと、やはりかなり意思的に隔たりができてしまうけど、”子持ち”くらいでは、そういう隔たりはもたれなかった気がする。
それで、私もハワイの学校にいるときは、年を忘れた。そうそう、大学や、まだ若い勤め人時代の自分になっていた気がした。