M-netの「野王」終わってしまいました。
一か月近く娘2人と欠かさず見ていたので、終わってしまって寂しいです。
最終回っていうのは、他のドラマもそうですが、あまりおもしろくないですね。
「野王」の最終回も???って感じで・・・
復讐劇がハラハラドキドキのおもしろさだったのですが、ダヘが大統領夫人になったところあたりから、面白さがやや減ってきました。
一番残念だったのは、ダヘを没落させる要因が「世論」ということです。
ネットに事実を暴露する漫画をアップするという現代的な方法は、斬新だと思ったけれど、
復讐に国民の世論も利用するって、なんかなぁ・・・って感じ。
このドラマを通じて、ペクハクグループの一族はお気の毒っていうくらい、災難が降りかかってしまったけど、どの人も(会長もドギョンもおばさまも)いい人だったんだ~って所が救いだったかも。
このお三人は演技うまいね!
ダヘが夫人の執務室で、ハリュを撃ってしまったけど、どうみても至近距離からの発砲だったが、思ったよりもハリュは軽傷で、ダヘは誤射だったとしても全くお咎めなし?なのは腑に落ちない。
最後の最後に、義兄にはねられるが、ハリュは心肺停止と字幕にあった。
ハリュの方に駆け寄って、その後立ち上がって歩きかけて倒れたダヘ。
内臓破裂と脊髄損傷ってあったけど、重傷そうなハリュの方が助かったのね。
ダヘが死んでしまう結末は仕方ないとも思うのだけど、そんなに重傷には見えなかったので・・・・。
特検が入って、証拠も集まり、いよいよ身柄確保かって言う時に、ダヘがフラフラ官邸から出てきて、いなくなってしまうっていうのも、警護不十分だろ!って思う。
義兄はまた殺人をしてしまったんだ~とちょっと残念に思う。
そういう結末は壮絶だけど、まあ理解できる。
ただ最終回は、回想シーンが妙に多い。
いうなれば、瀕死の二人同士三途の川でハリュとダヘは再会したってことだよね。
あれだけ、憎しみを戦わせていた二人が、最後が霊的な?!愛に包まれて終わるっていう最終回が一種拍子抜けなのだ。
憎しみだけで終わるのは、気持ちよくないのはわかるのだが、視聴者だって、復讐心を煽られて見てきたわけじゃない?なので、本当に拍子抜けだった。
ソク・テイルも今一つどういう人物なのかわからないまま終わった。どの時点で罪を償おうと思ったのか、ややあいまい。
私的には、ハリュは元気になって、そのままダヘは行方不明になって、またどこかでのし上がってくる・・・という予兆を見せて終わってほしかったな。そうすれば、「野王2」っていう続編もできたかも。
ともあれ、日本のドラマとは比べ物にならないくらいおもしろかったのは間違いないです!