今年は、ミルキーズの役員をやった。
この保護者の中に、クレーマーと呼ばれている保護者がいる。
どういうところがというと、”自分のお子様が最優先なのだ”
人のうわさ程度しか知らなかったのだが、昨年の公民館祭りのときから、私も確かに、この人がクレーマーといわれている所以が垣間見られた。
自分の子供の衣装が気になって仕方ないのだ。
熱心であるといえば、いいのだが・・・。
今回も祭りが近づくにつれて、なんとなく、彼女の衣装への熱心な気炎を感じ始めた。
スカートの丈・・・詰め方等々
先日、アームウォマーの長さの話をしていた。みんな大体適当にやるのだ。
役員である私は、まだ自分の子の衣装など真剣に取り組んでいなかった。
アームウォーマーの長さは第一関節か第2関節か、聞かれた。(そこまで先生に伺ってなかった)
どっちだっていいじゃない!と内心思って、我慢した。
さらに、スカート丈と自分のやり方の話を隣にいた人とえんえんとしていた。
で、私はなんかカチッ!っときて、「人それぞれ体系が違うのだから、やり方は違っていいんじゃないの!」みたいなことを横から口出した。(実際なんと言ったかは、私は思い出せない)
すると彼女は「別に聞かれたから、話しているだけじゃない!なんなのよ!」と私に切れて、暴言を吐いた。
(暴言はオーバーだけどね)
そばで、見ていた友人が、「面と向かって、なんなの!って言うなんて、あの人はおかしいよ」
「はなまりさん、気にすることないよ。あの人が非常識なんだからさ」
その場は、それで終わった。
確かに、そんな感じで人から非難?!されたことは、今までなかった気もする。
考えると、不快だった。でも、口に出す人は、いなくても、もしかして、自分の言動を不快に思った事のある人はこれまでにもいたはずだ。そう思うと、彼女は正直かもしれない。自分の方が年上だし。
それに、自分も確かに余計な口出しをしたとも思った。
これまでの経緯もあって、確かに自分も切れていたかも・・・。
これから、こういう気持ちで顔合わせるのも嫌だと思った。
翌週、渡すお知らせがあった。私はあえて、彼女のところにいって、渡すついでに「この間は余計な口出して、ごめんね。不愉快な思いさせちゃったよね。」と言った。(内心本当にそう思っているかは別として)
「別に そんなこと」と彼女は、そっけなく私に言った。(わたしは全然気にしてないわよって、感じで)
なんとなく、それ以来、彼女は、私にきちんと挨拶してくれるようになった。
もともと、この人は、あまり挨拶をしない人だった。人見知りする性格なのかもしれない。
とりあえず、これでよかったかなと思う。